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評論家の柳楽さんのツイートで見かけて、柳楽さんが紹介するアーティストは自分にハマったりハマらなかったりが割と激しいんで、さてどんなもんかな、って感じで過剰に期待せずにApple Musicで聴いてみたんですけど、これがもうドンピシャ。思わずすぐダウンロード購入しました。
ボーカルの可愛らしい感じ（声もビジュアルも）と、エッジの効いた演奏が相反せずにきっちり噛み合って実に気持ち良い。それこそ夏にもぴったり合うような爽やかさも、うっすらと漂う切なさもあって、繰り返し聴いちゃう魅力があります。しっかりジャズっぽい音の鳴り方もしてるし、歪みもあるのがまた良くて。
こういう盤に不意に出会うと、ホント嬉しくなっちゃいますが、今後おそらくダウンロードで盤を買う、というのはどんどん少なくなって、フィジカルもバイナルは生き残るだろうけどCDは無くなっていくだろうし、「出会って手に入れる」という機会が減っていくと（バイナル買って再生出来る環境を作りゃあいいんだけどね。めんどくさくてそこまで辿り着いてないという体たらく）、その欲を何で満たしていくのか？という問題（って程のことではないですけども）はあるよなぁ、と、考えたりもしております。ストリーミングでいいじゃん、って話なんだけどね。なんかね、古い人間なんで、信用しきれんのですよ。しっかり利用しとりますけども。そのサービス全体、よりも、その曲やそのアーティスト、そのレーベルにお金を払いたい、って気持ちもあるしね。
