The Ronettes - Be My Baby

いや、そりゃベタだけどさ。ベタだけども。いいじゃないの、名曲なんだから。

 

ちょっと前に下北のディスクユニオンで、Phil Spectorの1961年から1966年までの楽曲を集めたコンピCDを買いまして、これ↓なんだけど、

まぁもちろん、これにも「Be My Baby」は入っておりまして、「いや、そりゃベタだけどさ」なんて独りごちながらご機嫌で聴いてるわけですけども、この曲でドラムを叩いているハル・ブレインが今年3月に亡くなりまして、90歳とのことですから大往生なわけですけども、それもあって特にイントロのドラミングなんかを聴きながら「確かにこれは発明だよねー」とか訳知り顔をしてたりします。

オールディーズって、サンソン聴いてるぐらいで全然掘り下げてないから、知識も無いし聴いてる曲数も少ないと思うんだけど、そこを広げたり掘ったりせずになんでこういうベタなもんばっかり聴いてるかっちゅーと、恐ろしいのよね、その沼の深さが。どんどん出てきて、どんどん広がって、どんどんハマっていきそうじゃない、オールディーズは。オールディーズっていうぐらいだもの、歴史もあるし、世界は広いし、相手がデカすぎるよ、ホント。手強い。先立つものも必要だしね、それなりに覚悟がないと。

って、書いてて思ったけど、そうやって「諦めていくもの」があんまり多くなっちゃうと、不感症みたいになっちゃうのかね。それも怖いなぁ。でも、覚悟を決める、って、なかなか難しいよねー。

なるべくいい湯加減で、色んなものを知って、好きになっていきたい所です。

 

まぁ簡単にまとめると、お金がほしい、ってことですね。雑だしまとまってないけど。