山下達郎 - アトムの子

母校の専門学校で非常勤講師をやってまして、授業の中でプレゼンしてもらうことがあるんですけど、「資料は自由に作って良し」ってことにするとまぁパワポとかを頑張って作ってくる学生もいるんですよ。で、それがあった方が言いたいことが伝わる、ってことももちろん多々あるんですけど、逆に資料があるせいで、それを読むことに集中しちゃって、目の前にいる人に対して何かを伝える、ということがおざなりになり、結果何にも耳に入ってこない、ってこともあるんですよね。もちろんそういうことも学生達には予め伝えているんですけど、人前で何かを喋る/発表するのに慣れてない、もしくは苦手な学生にはなかなか難しい所もあって、どうしたらうまくいくかなぁ、なんてことを毎年考えてる気もします。まぁ今年はオンラインになりそうなんで、更にハードルが高くなっちゃうかもなぁ、なんてことも考えつつ、去年はGW前だった前期授業の開始が5月中旬以降まで延びてますんで、その間にまた知恵を絞る(と言っても、伝える為の言葉を改めて考える、ぐらいなんですが)感じかなと。なんでこんなことを急に書こうと思ったか、は、まぁ、察して下さい。自分の言葉で人に伝えようと努力すること、ですね。

 

さて、相変わらず前段と全く関係ないですが、今日はこの曲を。イントロを聴くと「あ、サンソンが始まる」と思うぐらい、しっかりヘビーリスナー化しておりますけども、特徴的なリズムセクションから入るこの曲、正直昔は「ふーん」ぐらいにしか思ってなかったんですが、”Ray Of Hope”のボーナスディスクである”Joy 1.5”っていうライブバージョンを集めた盤に入ってるのを聴いて(”’92 Live Version”となっております)、その歌唱も含めた演奏の素晴らしさというか、迫力というか、びっくりしまして、ずーっと鳴ってるドラムのフレーズとか、かっこいいんですよね。すげーな、って一聴して思っちゃう、というか。ライブバージョンじゃなくてもしっかり感じられると思いますんで、その演奏を、ぜひ聴いてみてほしいです。