前々から気になりつつも、アメリカのヒットチャートにバシッと入ってくるようなものを買うのに多少の抵抗感がありまして（しょうもない抵抗感ですよねー、こういうのって。なんでそういうのが形成されたのかなぁ。「メジャーなものなんて、へっ」みたいな、妙なマニアック主義みたいなものが、だいぶ弱くはなったけど、微かにまだ残ってるんですよねぇ）、「まぁ、今度でいいか」なんて思ってたんですが、「菊地成孔の粋な夜電波」でこのアルバムに入っている大ヒット曲、「Fancy」の解説を菊地さんがしていて、それを聴いてるうちにみるみる欲しくなってきちゃいまして、下北沢でCDを探すも見つからず、たまらずにiTunes StoreでDL購入しました。
菊地さんの解説は、端的に（すごーく端的に）言うと「長調と短調が同時に鳴っている」ということだったんですが、それを踏まえて改めて「Fancy」を聴くと、確かに「妙な感じだなぁ」と思っていた部分の理由がそれだとわかり、なるほどなぁと腑に落ちました。
というわけで、アルバムを購入したんですが結局「Fancy」ばっかり繰り返し聴いとりまして、アルバム全体を通してはそれほど聴いておらず…。女性ラッパーが嫌いってわけではないので（一時期はニッキー・ミナージュにドハマりしてたし、SIMI LABのMARIAさんやMoe And GhostsのMoeさん、DMMGなんかも好きです）、これからじっくり聴いていこう＆ヒットチャートに乗るような人達も積極的に聴いていこう、と思うのでありました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00OISSEC6
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=O-zpOMYRi0w&w=853&h=480]
