Number Girl - SAPPUKEI

SAPPUKEI

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もっとこう、実のあることを書いた方がいいんじゃなかろうか、と思ったりもするんですけど、まぁ別に、誰かに強制されてるわけでもないし、好き勝手書いて何が悪い、とも思ってる山本です。いやですね、年取ると。この辺りの逡巡が減っていく。もう42ですからね。

ということで今日はこれを。2000年リリースのメジャーとしては2枚目の同名アルバム収録曲。22年前ですって。この曲もそうだけど、”バンド”なるものをしっかり意識するようになったのはこのアルバム、このバンドからかもなぁ、なんて思ったりします。中学時代に吹奏楽部だったんで、楽器の演奏についてはそれなりに意識的なつもりだったけど、より耳が向かうようになったというか。で、この曲、展開がまさにナンバガって感じで好きなんですよ。印象的なギター、縦横無尽のドラムと実直なベース、歪むボーカルと唐突に入るアルペジオ。聴き終わると何とも言えない寂寥感が残る、っていうね。良いっすねぇ。