Fountains Of Wayne - Stacy's Mom

色々思う所はありますけども、やっぱり下手だよ、なにもかもが。で、そこにはおそらく、他者との違いを認めて、そこに必ず存在する壁をどう乗り越えようと思案するか、っていうことに対する真摯さ、みたいなものが決定的に欠けてるんだと思うんですよ。各個人が自分の足で立ち、自分で判断する、というのが基本とはいえ、他者との関わりの中で生きていく、というのも基本だから、そこにあるバリアをお互いがどう越えようとするか、っていうのは大事な要素だと思うけど、そこへの心配りみたいなもんがないでしょ。なんだかねぇ、ほんと、こういうことをなるべくここには書かないように、と思ってたんだけど、どうにも吐き出しておかないとたまらんな、っていう気分もあり、記録として書いておきましょう。この時に自分はこう思ってた、という記録。改竄もしないしね。

ということで、志村けんに限らず(いやー、なんか、日が経って自分の心持ちが多少落ち着いてきた感じもするけど、やっぱり「あ、死んだのか」と再確認する瞬間があったりして、この実感の頼りなさと、事実の確かさの間でどうもゆらゆら動いてるような気分です)、海外からも様々な方の訃報が聞こえてきて、なんだかどんよりしてしまうんですが、Fountains Of WayneのAdam Schlesingerが亡くなった、というニュースを聞きました。マルサリスファミリーのエリス・マルサリスの訃報も。いやはや、何とも言葉を失ってしまいますが、今日はこの曲を。

ヒットした曲ですが、ガキっぽい欲情をこんなに爽やかな曲にしちゃっていいのかね、っていう思春期丸出しの曲で、でもその若さみたいなものがこのカラッとしたポップさで昇華(消化)されてるような感じもして、聴いてると気分は上がってくる好きな曲です。