大瀧詠一 - 君は天然色

君は天然色

君は天然色

  • 大滝 詠一
  • J-Pop
  • ¥255

大御所で更新を続ける、ってのもなかなか思い付かないもんですね。私にとっては大御所でも、別の人にとってはそうでもない、みたいなこともあるし。ということで今日は、私にとっては偉大な大御所、この方のこの曲です。

というのも、ちょうど聴きたくなってた所だったんです。昨年2019年の紅白に竹内まりやさんが出られたのが話題になりましたが、その歌唱中に竹内さん、大瀧さん、山下達郎さんの3ショットの写真がチラリと映りまして、それを見つけて「そうか、確か12/30が命日だったな。亡くなってどのぐらい経ったんだろ」と思っていて、その後2019年最後のサンソンを(録音で)聞いていると夫婦放談の中で大瀧さんのことに触れていて、七回忌だと。そうか、もうそんなに経ったんだなぁ、と考えながら、バスに揺られておりました。訃報を知った時のことは割と覚えていて、帰省中にネットで知って「まじで!」と大声を出し、すぐに親にも伝えて「まじかー」とか一人で言いながら「森進一、紅白で今から曲目変えて、「冬のリヴィエラ」歌わねーかなー。無理かー」とか言ってました。結構な衝撃だったんです。

とか言いながら、がっつり世代でもないし、熱心なリスナーでもなく、サンソンの新春放談もほぼ聴いたことがないぐらいなので、不勉強中の不勉強、なんですけども、この有名曲にはやっぱり心が躍ります。心が躍る、だけではなく、なんかこう、奥底に悲しさのようなものも感じるというか。あと、サビを改めて聴いてみると、というか曲全体に言えることですが、一筋縄ではいかないポップスというか、王道のように聴こえるけど変な感じ、というか、そういう所も聴き入ってしまう大きな要因かなと思います。改まって言うことでもないですが、ホント、素晴らしい曲です。