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今の若いもんに自慢できるとすれば、ナンバガやスーパーカーをリアルタイムで追いかけていたことぐらいで、今やロックに疎くなってしまったノスタルジーおじさんに成り下がったわけですけども（ナンバガも再結成したしね）、それでもまだ自慢できることがあるぞ、ということで、ZAZEN BOYSの初めてのライブをRSRで観た、というのがあります。確かまだ、「向井秀徳＋アヒト・イナザワ」みたいな表記だったと思うけど、ナンバガのそれを期待して集まった観客に変拍子の渦を突きつけて「い、いつもの感じで、の、のれないぞ…」っていう空気が充満していたのをしっかり覚えています。
で、これはそのZAZENの1stに入ってる曲。変拍子というか、テンポ・リズムの変化がある曲ですけども、メロディーや歌詞よりも、リズムへの興味が増していた当時の自分にとっては、その演奏も含めて大好物な感じで、ナンバガのようなロックではないけど、これはこれで追いかけていこうじゃないの、と思わせた曲、とも言えるかもしれません。1stの発売が2004年。もう15年経つのね。
